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2011年1月

巣立ち間近

2000年暮れ
いつもいつもくっついていた3人

Little_monsters

あれから10年…

2010年暮れ
2010

長男はしっかりと前を見据え
長女は羽ばたこうとし
次男は…まだサポートが少し必要なようで。

なんだか暗示的な写真。


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パーフェクトであること

前回に引き続き、まとまりのないエントリーになりそうな気配ですが…。

「なぜ、日本人は英語がしゃべれないのか?」について。

ズバリ、これは日本人特有の“恥の文化”のせいだと思います。“恥の文化”とは、人目を気にしたり、体裁を気にしたりする文化のこと。

価値基準が全部相手なんですね。他人がどう思っているか、が大事。そういえば、小さい頃、お行儀が悪かったりすると「みんなに笑われるよ」とか「人の迷惑を考えなさい」なんて言われたことなかった?

そうやって育ってきた日本人は、間違える事や失敗することがすごーくコワくなっちゃているんですね。回りからどう思われるかが心配で心配で。

そう、英語がしゃべれないのは「英語が下手ではずかしい」からなんです。

でもね、他国の人々を見ていると「英語が下手なのは当たり前(だって外国人だもん)」で、そんなことちっとも気にしない。だから、文法だってめちゃくちゃだし、大きな声で大間違いをして「それがどうした!」の態度でいられるんですよ。ふむ、なるほど(←自分で書いて、自分で納得)

私はカナダ、アメリカに住む機会に恵まれて、なにを一番学んだかって、それは「間違えても、わからなくても恥ずかしくない」ってこと。

しかし、海外で外国人と英語でしゃべるのはともかく、日本で日本人同士でしゃべるとなると、さらに恥ずかしいよね?だから、学校の授業で英語を学んで文法がしっかりできても、しゃべれるようにはならないんだよー。ふむ、そーだ、そーだ(←自分で書いて、自分で納得)

赤ちゃんだって、最初は単語でコミュニケーションを始めるじゃない。それでいいと思うの。ちゃんとしたセンテンスが言えなくても誰も怒らないし、間違いを指摘しない。それどころか、親は大喜びで単語が言えたことを褒めてくれるじゃない。だから安心して、間違えて、学んでいけるんだね。

ところで、西洋にも“恥”の概念はあります。でもそれは他人に対する"恥”ではなくて、自分に対する、あるいは神に対する"恥”なんだと思う。自分がよければそれでいい風に見えるアメリカ人は、自分が正しいかどうか、を他人にではなく、自分に聞いているんだよね。。。多分。そうだ、だからか!(←自分で書いて、自分で納得)

パーフェクトなんてないの、そんなの幻想。いやいや、今の自分が今のパーフェクトと自信を持とう!(だってこれ以上どうにもならない)

そんなわけで(ほらね、長文になっちゃった・・・)アカデミー賞候補にあがっている『ブラックスワン』

サイコスリラーなんだけど、自分がパーフェクトになることを求めて傷ついていくバレエダンサーのお話。映画館で“キャ〜キャ〜”悲鳴を上げながら見たのだけど、後から考えるといい映画だった。こちらもオススメですshock(←どんなオススメの仕方!)

さ〜今日もはりきって間違えましょ〜う!

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チャイニーズマム VS アメリカンマム

WALL STREET JOURNAL紙にデカデカと出た見出し。
WHY CHINESE MOTHERES ARE SUPERIOR(なぜ中国人のお母さんは素晴らしいのか)

アメリカの学校で、トップクラスにいるのは大抵がアジア人。その理由はアメリカ人の教育方針と(アメリカン)チャイニーズの教育方針の違いにある、ということが述べられていておもしろい。

アメリカ人が、子どもを一人の人間として扱い、それぞれのもつ個性を大切にしようとする一方で、チャイニーズマムは、子どもに対する全責任は親にあるとし、子どもの生活を親がコントロールする。

なので、チャイニーズマムは、子どもの習い事も親が決める。子どもが嫌だと言っても、将来役に立つと信じているので、やめさせない。

成績は常にトップでなくてはならず、困難に立ち向かわせてそれを克服することにより自信を持たせる。

たとえば成績でAマイナスをもらってくると、アメリカ人マムは、いいところを探して褒めるが、チャイニーズマムは、なんでマイナスなのかを追求する。
成績がBでも、アメリカ人マムはいいところを探そうとし励ますが、チャイニーズマムは、(子どもがBをとってくることはあり得ないが、もしあったとしたら)髪の毛を逆立てて激怒し、できるようになるまで勉強させる。

日本人はどうでしょう?

同じアジアの仲間なので、かなりチャイニーズマムに近いのでは。

しかし、
パパゴンが読んだなんかの本によれば、日本人はアジアの中でもかなり特異な存在で、アメリカに占領されて以来、すっかりアメリカ的思想が浸透し、経済的にも成功し、他のアジア諸国民より自分たちは優勢だと信じている。のだそうだ。が、根っこのところにアジア思想は残っており、それが自己矛盾を起こし、自分たちの進むべき道を見失い、自信を喪失している。のだそうです。

ふむふむ。

ま、WALL STREET JOURNAL紙の記事も、アメリカンマムとチャイニーズマムのどっちがいいか悪いかって話じゃないんだけどね。

事実として言うと…ここアメリカで、学校でトップの成績を占めるのはアジア人。
社会に出て、企業のトップを占めるのはアメリカ人です。

たとえば私の友人のアメリカンマムはこんなことをぬかしていました。
「確かにアジア人の子は計算は早いし、成績も優秀よ。
だから、多くのアメリカ人は、自分たちが得意なリーダーシップを養って優秀なアジア人たちを使えばいいと考えていると思うわ」と。
うへ〜これってマジな本音だと思う。実際そうなっているし…。

映画『ソーシャル・ネットワーク』の中でね、ハーバードの学長がこう言っているのも興味深い。
「人に雇われるな。人を雇う側になりなさい。それがハーバードの精神だ。自分たちで新しいものを起業するのだ」と。

日本では、大学生の就職難が毎日のようにニュースに流れているようですが、基本、これって、日本はやっぱり「いい会社に就職し、お給料をより多くもらうことが幸せ」って思想だからなんじゃないかな。人に雇われることを前提にした教育を受けてきているからだよね。

日本の教育、根本から見直す時期かもしれないね。

資本主義と名を打ちながら、格差のない社会を目指す社会主義的思想を根っこに持つ日本としては、どっちに行きたいのか、あるいは新しい道を探すのか、本当は迫られているんじゃないのかな。

最後に...
『ソーシャル・ネットワーク』ものすごく面白いです。自由で開放的でハデハデな西海岸の気質もよ〜く表している。IT産業の発祥地であり、ヒッピーの発祥地でもあるカリフォルニア。地中の奥深いところで、同じタネを持っていると思う。

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PJの弟子より

ショーナのバレエスクールのクリスマス公演初日、誰もがいい緊張でその朝を迎えていた頃、オフィスに泥棒が入った。ディレクタ―のコンピュータやビデオカメラをはじめ、かなりの被害を被ったらしい。盗まれたモノはもとより、精神的な打撃は計りしれない。

セキュリティから連絡が入り現場に急行したディレクタ―は、その時の様子を「まるでテレビか映画の撮影現場のようだった」と後から語っていた。ヘリコプターが上空をとび、警察犬が嗅ぎ回り、立ち入り禁止のテープが張り巡らされていたんだそうだ。

「最悪のタイミングに起きた事件」と、すぐにダンサーとその家族にも連絡が入った。

このアーティスティック・ディレクタ―は、アメリカンバレエシアター出身の有能なダンサーであり、振り付け師でもあるのだけれど、そのバックグラウンドを知らなくても、彼のバレエにかける情熱に感動しない時はない。こんな時でもまったく動揺を見せない姿勢もすごくプロフェッショナルだった。

私は突然この時、自分の魔法を試してみたくなったんだ。

この"最悪の時”を"最高の思い出”に変えよう!と。

そして、すぐにダンサーとそのファミリー宛にメールを配信し募金を募った。

「すぐにでも必要なコンピュータとビデオカメラ購入の補填になるよう募金をすることにしました。こんな時こそ、チャールスに感謝の気持ちを伝えられるチャンスです。この考えに賛同くださる方は、いくらでも構わないので箱に入れてください」と。

私がしたことはただそれだけ。メールを打って、箱を用意しただけ。実はこれって、多くの人の思いを私が一つにまとめただけにすぎない。

この魔法、もちろん効きましたよ。

「2分間の強盗の素早い仕事にも感動したけれど、それ以上に、多くの人からの温かな支援とお見舞い金が届いたことに驚き、感動した。本当にありがとう!」

ありがとう、素敵な魔法を教えてくれたPJ。私も少しだけ魔法の腕をあげつつあります。この調子で2011年も、最高の時を作り出せるよう精進して参りますよ。

ハッピー・ニューイヤー!

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